秋 雑感
秋ですねぇ~。
天高く、風は心地良く、街を歩けば何処からともなく金木犀の香りが漂う、
本当に良い季節になりました。
季節に好き嫌いを言っては申し訳ないけれど、私は秋が一番好きです。
爽やかな昼間の顔とは別に、あっというまに日は暮れゆきます。
秋の夕暮れはなぜだか淋しくて、人をロマンティックな詩人にします。
大気は澄みわたり、夜空には大きな美しい月が・・
ビル街を抜け鴨川にぽっかり浮かんだ月を目にした時は、その存在感に、
思わず圧倒されてしまいました。
私は俳句を詠みますが、秋の月を見るとたくさんの言葉が浮かんできます。
月だけではなく、秋は題材に困るという事がないので詠み手としても嬉しい季節です。
太古の昔の人々も、この同じ月を見上げていたのかと思うと感慨深いものがあります。
文明がいくら進んでも、自然の一部である人類は夜空の月に畏敬の念すら抱いてしまう。
昔も今も、人とは変わらない存在なのだと・・
最後に、秋にちなんだ季語をご紹介します。貴方も一句ひねってみたら?
初秋 仲秋 十月 秋の暮れ 夜長 長き夜 冷やか 爽やか 冷まじ(すさまじ)
秋深し 釣瓶落し 秋晴 月 月光 月夜 十六夜 星月夜 天の川 銀河 流れ星
流れ星 そっと手をさす 十五階
純 子